最初は、畑でした。

土に触れて、季節を感じて。
スーパーでは気づかなかった“旬”の大切さを知ったのも、この頃。
同じ野菜でも、
その時期に採れたものは、味も、香りも、全然ちがう。

「ちゃんと今を食べるって、こういうことなんや」
そう思うようになりました。
でも、ひとつ疑問が出てきたんです。
せっかくいい野菜があるのに、
この美味しさをもっと引き出せへんかなって。
そこで出会ったのが、醗酵でした。
はじまりは、甘酒。
ただ飲むだけやのに、
体が少しずつ整っていく感覚。
そこから、塩麹や玉ねぎ麹へ。
野菜の甘みがぐっと引き出されて、
いつものごはんが、ちゃんと“美味しい”に変わっていく。
気づけば、
畑で旬を知って、
醗酵でその良さを引き出す。
それが、わたしの暮らしの軸になっていました。

むずかしいことはしない。
がんばりすぎない。
季節を楽しみながら、
きらくに整える。
あのとき、畑を始めたこと。
そして、醗酵に出会えたこと。
全部、今につながっています。

